ゼーガペイン(暫定)

最終回見ました。開始前からテレビの前にちょこんと正座して。感想。……良かった。良かったね。


バッドエンドから始まったようなストーリーです。始まった時点で生きてる人間いないし…。かのサイカノ・イデオンでも序盤はここまで悲惨じゃなかったです。


それでも、絶望と希望がテンポ良く構成されたストーリーだったので、どちらかに偏って飽きることなく最後まで見ることができました。


ロボは、光って動けばかっこいい。多くは語りません。この話におけるゼーガペインの必要性は、リョーコにゼーガペインに乗ったときのみ会える、という点がもっとも大きく、それ以外では、素手で殴り合っても…。


最終回にしてキョウのネーミングセンスのなさが発覚。でも熱かった。魂は伝わりました。


惜しむらくは、自分の理解力のなさ。最終回を見て、うーんうーんと考えてるうちに終わってしまいました。後から考えて、あー良い最終回だった、と。そんな感じ。もうちょっとエピローグに時間割いて理解しやすくして欲しかったです。


間違ってたり理解できてないかもしんないけど一応エピローグの私的整理を。ネタばれ防止用文字反転。

・キョウの家族との会話:キョウの一度目の人生の記憶と思われ。片想いの先輩ってのはシズノ先輩だろうなぁ。
・ミナトの飛び込みシーン以降がリアルタイムの舞浜サーバー。ドヴァールカー以降がリアルタイムの地球。キョウはリザレクションシステム完成のために頑張ってるっぽい。他の部員はサーバー内だから、現実では舞浜水泳部分室ってのもキョウが考えたんだろう。キョウが一人でがんばってるってくらいだからキョウ以外の幻体はまだ肉体を持っていないと推測。キョウの言う「あと二年」ってのはシステム完成後、みんなが肉体を取り戻してから卒業式までの二年のことで、キョウにとっては二年以上の可能性大。だからリョーコが「あんまり成長しないで」と。
・ED後のリョーコの発言「光でいっぱい」は、キョウの「本物が眩しい」発言とかけてあり。肉体を取り戻してキョウと結婚後の現実の世界。サーバー内で別の人との結婚後とは考えたくありません…。
・謎なのはハヤセと一緒にいた女の子。ハヤセの彼女は死んでるはずだし…。別の子?


そんなに深く理解してませんので、うっすらとした解釈でした。


確かに夕方向けアニメとは思えないストーリーでした。でもストーリーが難解というよりは、小さな子供たちには人がデータで存在するという世界の概念を理解することが難しいんじゃないかと思います。その点とエピローグの解釈を除けばそれなりに理解できるかと。手に鉛筆ぶっ刺した時はぼかしが入ってましたね。あれはDVD版だと多分とれるんだろうなぁ。


主題歌にあんなに伏線張ってあるとは思わなかった。15話以降はEDテーマの聞こえ方が変わりました。


良かった。ただ、シズノとの恋愛要素はやっぱり見たかった気がします。誰かエピローグ後の話補完するストーリー書いてくださーい。半年間楽しかったです。AT-X放送分録り終わったら全部見直そう…。スタッフ・キャストの皆様、半年間ありがとうございました。