録画

土曜の夕方6時半〜9時というゴールデンタイムを使って西武―ダイエー戦の録画放送を行う某テレビ局。時間的にリアルタイムから一時間遅れくらい。


ネットで最新の情報がすぐに手に入る現在。録画放送にどれほどの需要があるのか良くわかりません。いや、ないことはないんだろうな。サッカーとかの録画放送もあるし。


やっぱりリアルタイム、ライブ感ってのは大事だと思うのです。リアルタイムじゃないとかなり冷静にそれを見てしまいます。少なからず、自分が観ているという事実と、離れた会場での結果というものは結びついていると思っているのです。自分がここで応援しているから打った、とかね。


録画放送だと見る目的が違ってきます。いや、結果を知らずに見ればいいじゃんと思う方もいるかもしれませんが、見る側と、テレビの中の時間軸にずれがあるわけで、入れ込んで見るということが困難になります。多分、自分、二軍戦なら録画中継でも見るわけです。それは試合展開云々を楽しむものではなく、選手一人一人の個性を見るためだから見るんだろうなぁ。ただ、一軍の選手は常に少なからずテレビで見ることができるため、録画中継でまで見ようとは思いません。


んじゃアニメとかどうよ、と考えてみよう。アニメって確実に録画放送なわけなんで。


…特にひねりもなく、やっぱりアニメは録画放送なんだと思い知らされました。自分にとってそれは野球の録画放送を見ることに等しい、と。


ただ、アニメというものは、非常に整頓された情報群。野球の録画中継というものは整理されていない情報群。整理された野球を考えるのなら、それはニュースであり珍プレー好プレー集だったり。そこに選ばれなかった映像は比較的無駄な情報と言わざるを得ません。


結論として、あれだけ大量の、無駄と言っても過言ではない情報を含む野球中継を見ることができるという事実。それにより、自分にとっての「ライブ」の重要性、つまり時間を共有することの重要性を再認識することとなりました。




眠かったので、非常に簡単な事実を小難しく書いてみました。生中継って良いね。