2番

アニソンに限らずなんですが、歌に俗に言う「2番」ってありますよね。個人的にはアレに疑問を感じることが多々ありまして。単に音楽を同じ時間で曲数多く聴きたいからってのもありますが、それ以上に2番の必要性が感じられない場合もかなり多いのです。1番があって、2番があって、間奏挟んで大サビ。音楽ってそんなに型にはまらなくても良いと思うのです。「最後の大サビをキメたいから間奏を挟みたい。1番後すぐに間奏に入るとサビをしっかり聞かせないで大サビに入りそうなのでそれはおかしいからやはり2番が必要」という感じの曲は聞いててひとつの曲としてまとまって聴けます。大体の曲はそう聴こえます。ですが、「とりあえず」型にはめて2番をつくって間奏入れて最後にサビ入れたって感じの曲も多く。一曲通して聴いた時と、二番から聴いた時の印象が全然変わらない曲はこれに当てはまります。あと、せっかく間奏挟んだのに最後のサビに何の工夫もないのとか。ホントに2番って必要なのかな?もっと音楽自由に作っていいのにな。それで曲の長さが2分切っても、CDアルバムなのに30分なくても同じお金出して買うと思います。ライブとかカラオケだとちょっときついかもしんないけど…。


アニソンってこれが当てはまらないことが多いです。子供がひとつのメロディーを覚えてそれで2番以降があれば同じメロディーなので苦労せず長く歌える、とか。歌ってもらうことも聞かせることと同じくらいメインに考えているならそれもアリですね。アニソンは割と1番と2番で歌詞をガラリと変えたりできるんですが、歌詞が抽象的な歌だと1番と2番の対比ができず、どっちかでいいじゃんと思ったり。


以上極自論でした。