ED?一考

アニソンで泣いたことはあります。アニソンはドラえもんのムード盛り上げ楽団です。その時そのシチュエーションにあったものを聞けば大変感慨深く。高校卒業数日後のバスの中で。


陽のあたる場所(米倉千尋)→青い翼(野田順子)→未来への贈り物(ひなたガールズ)


バスの中でばっちり泣いてました。「陽のあたる場所」は高校時代よく聞いていた曲、歌詞をしっかり聞いてみると別れ、旅立ちの歌で。「青い翼」も同様です。ときメモ2ドラマCD最終巻に収録されていて、完璧に卒業ソングです。「未来への贈り物」はラブひなボーカルベストの最後の曲。原作のラブひな最終回のイメージソングに最も相応しいと思ってます。そんな3曲で泣き。寝たふりしてごまかしましたが。何とも私らしい泣き方だと思いました。卒業式の「蛍の光」じゃ泣けません。むしろ蛍の光が流れたかどうかすら記憶にはなく。


そんな話をちょっと解説。何かひとつのことが終わる、という時の音楽で最も大事なのは思い入れではないかと思います。自分の上記に書いた例の場合、米倉千尋さん・野田順子さん・ラブひなとは高校時代よく聞いた音楽です。いくらそれっぽい知らない人の曲を聞いた所で、これらの曲に勝るとは思いません。機動戦艦ナデシコは非常に好きな作品でしたが、残念な所は最終回EDでした。悪くはないのですが…。あの歌を聞き慣れた声で、まつざわゆみさんの声で聴ければ満点でした。


よく最終回の構成で見るのが、OPをEDとして流すことです。OPテーマは作品を象徴するもので、覚えやすいものですから、この構成は巧いと思います。


それをさらに発展させた感じで、最も構成が巧いと思った作品は、ゲームのサクラ大戦シリーズです。ゲーム中、一番良く聞くBGMがEDテーマのアレンジBGMです。長いプレイ時間ですから曲を覚えます。そこで最後にはその曲が歌入りで聴けます。この展開、最初にプレイした時感動しました。


結論。思い入れパワーは強い、以上。散々書いたけど言いたい事こんだけです。