あかね色に染まる坂(ニコニコ動画第一話放送分)

どうもニコニコで観てた人にはゲームプレイ済みの人が果てしなく少なかった模様。ニコニコでは概ね好評なのでしたが、ゲームプレイ済みで見ると、違和感どころか失望感。


ゲームとはストーリー違うという話でしたが…。


大雑把に書くと
・主人公の長所と短所を入れ替えちゃったんだなぁ。
・テンションが低いんだなぁ。
・でも大筋は外れてないんだよなぁ。


細かく。記憶を掘り返しつつ。

・開始は準一パパの活躍シーンから。意外性はあるけどつかみになってない。全く知らない人が見たら、その後第一話20分くらいで受け取る情報の多さに負けて消えてしまいそう。


・おとなしい(お嬢様的な)優姫が見れたのは良かったけど通常バージョンへの回帰が唐突。


・ジェノキラーに過剰に反応しない準一なんて別人です。


・妹とかその他の女性とかに過剰に反応しない準一なんて別人です。


・男性陣のBL分は衰えてませんでした。


・会長のテンションが中途半端。


・レンレンの役どころがお嬢様で委員長タイプではあるけど、空回り感が損なわれてます。


・何故か階段教室


・準一に「女性のことになると空回りする設定」が追加。


・冬彦君が送る無駄な電波エフェクト。




一番の見せ場は主人公と優姫のキスシーンだと思うのですが、「困っている優姫を助けるためにやむをえず準一がするキス」というのは同じなのに、何故こんなにも失望したのか。大きく3点。


1.その時点での優姫の準一に対する好感度が適度に高かったこと。

ゲーム版では一応初対面。でもアニメではその時点で好感度が高かったので、キスする勢いに欠けました。「やっちゃった!!」ではなく「あ?やるの?」みたいな。


2.場所が教室でクラスメイトに囲まれていたこと。

ふつーに考えればそんな場所でキスとかしたら迷惑なんて余裕で分かるので、準一大暴走にしか見えない。


3.冬彦にそそのかされてやったキス

一番大きいのがこれ。冬彦にそそのかされてからやってもねぇ。準一が自分の意思で最善の選択をした結果がキスだったという設定が良かったのだと思います。



準一のキャラが変わったのがでかいなぁ…。

長所:咄嗟の判断力・天然ジゴロ
短所:ジェノキラー
       ↓
長所:特になし(元ジェノキラー?)
短所:女の子には空回り



一話を見てゲーム未プレイの人がいたら一言。「ゲームはアニメを最終話まで見終わってからやるか、アニメを見なくてもいい覚悟を決めてからゲームをプレイするように」と…。ゲームとアニメは全く別物。